【5分で読める】訪問介護と施設介護の働き方の違い
介護の職種はおおまかに施設で働くか家に訪問するかの2択です。
それぞれにメリットデメリットがあるので詳しく書いていきます。
まずはこの記事の結論から
なぜそうなのか詳細を解説していきます!
訪問介護の特徴
1人で相手の家に入って1人で介護するのが訪問介護の特徴です。
お客さんとのコミュニケーションが何よりも求められる仕事と言えます。
そのためお客さんやご家族を不快にさせないマナー、言葉遣いが求められます。
また1人で介護する関係上、トラブルが起きたときの対処も1人でやらなければなりません。介護技術がある程度ないと務まらない仕事だと言えます。
逆に技術をもっていて、コミュニケーションがとれる介護士にとっては自由な働き方でお金も稼げる仕事です。
事務所の人間に報告しておけば、わずらわしい人間関係なく働くことができる職場です。
複数の事業所を掛け持ちして30万円以上稼いでいるヘルパーも存在します。
(基本パート職員は1件いくらで働き、正社員は月の固定給で働いています)
パート職員の場合は、稼げれば大きいけれど、たくさん入っていたお客さんが1人抜けると大幅にお給料が下がるのも訪問介護の特徴です。
訪問介護に向いている人
複数の人間関係が苦手な人。
1対1で介護することに喜びを感じる人。
1件行っていくらの仕事なので、ゲーム感覚で仕事をクリアできる人。
(パート職員)
雨の日でも風の日でも現場に行ける体力のある人。
介護の基本ができている人。
人当たりの良い人。
メンタルの強い人(病気のお客様の生活に深く踏み込むため)
施設介護の特徴
複数のヘルパーがよりたくさんのお客さんのめんどうを見るのが施設介護の特徴です。
複数で介護するのでコミュニケーションの方法、レクの方法などもほかの仲間から学ぶことができるのが施設介護の大きな特徴です。
相性の問題も違うヘルパーが対応することで回避しやすいのも訪問介護との違いです。
ただし職場の人間関係がより重要になってくるため、いい同僚がいるかどうかで仕事の満足度も大きく変わります。
施設によっては送迎や夜勤も行われるため、運転技術や夜起きていられるかも施設介護に向いているかどうかの重要なポイントになります。
またゲームや体操などのレクリエーションを上手に行えるかも施設介護の重要な資質になります。
施設介護が向いている人
・複数での人間関係が上手に取れる
・お客さんの特徴を生かして仕事を振れる
・安定してお給料がもらえることに喜びを感じる
・教えてもらうのが上手な人
・レクリエーションが得意な人(企画、実行)
・運転免許を持っている人
訪問介護と施設介護の違いまとめ
介護を始めるなら施設介護からはじめてみるのが一番だと思います。
ある程度実力もついて1人のお客さんをより大切にしたいなら、訪問介護もありです。
チームで働くのが苦手ではない、安定したお給料がいいという方は、施設介護の方が向いていると思います。